2014年11月1日土曜日

麻婆豆腐の記憶⑧


上海料理の某有名店







ランチ時ともなれば、待ちがあたりまえかのように人が並んでましたねー




 















某ブログやネット上での評判を見て期待高まる担々麺も麻婆豆腐も外すことができなかった。担々麺は、ベースのスープはあっさり目。ネギやニラなど薬味の使い方が上手で、見た目とはうらはらに辛さも程よく味わいもあっさりしているのですいすいと食べ進められる。基本上海料理であるこの店で「四川」と名のついている担々麺と麻婆豆腐は、ん…四川???と。果てしなくクエスチョンマークが残る。そもそも、芝麻醤を効かせたいわゆる汁あり担々麺は本場四川ではなく日本オリジナルの料理です。麻婆豆腐にはメニューに「激辛」と赤字で書いていたけど、強調するほども無く辛くない。てか全く辛くない。ファミレスレベルの誰でも食べやすい麻婆と言ってもいいくらい。こちらも醤油ベースで日本料理感を感じざるを得ない。ジャパニーズ中華としても立ち位置が曖昧で方向性が中途半端である。四川という名を料理に付けないでほしい。それがそれほどまでに高評価を得ているのは何故なのか。自分の味覚が日本料理中華とはかけ離れてきているのか。いやジャパニーズのそれはそれで好きで食べたくなるもの。情報操作に踊らされ凝り固まった先入観と期待を抱きすぎたが故に、裏切られた印象が強いのもあるのか。店を出た炎天下の中、すかされた感がいつまでもぽやーっと抜けませんでした。




VELTPUNCH
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